梅だより 其の十六 ~あっという間の~
いつも高知公園ならびに高知城をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今朝9時の梅の標本木は、久々の曇り空のなかでも、
変わらず元気に咲いておりました。
詰門前の枝垂れ梅は、一輪一輪が、それぞれの美しさをほこっております。
梅ノ段全体としても、三、四分咲きといった感じで、ほっこり気分上昇中です。
そして今日は、年に一度の、お待ちかねの、梅ノ段での梅の枝の配布がありました。
けして温かい日和ではありませんでしたが、
時間前より大勢の方にお越しいただき、10分程度で終了いたしました。
本当にありがとうございました。
そんな梅ノ段への詰門開放も、あとわずかになってまいりました。
平成25年度は、2月16日(日)の(9時~)16時30分までとなっております。
いつも少し違ったルートでの散策をお楽しみください!
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詰門
本丸と二ノ丸をつなぐ役目を果たす櫓門で、藩政時代には「橋廊下」と呼ばれた。
門内に侵入した敵が容易に通り抜けられないよう、入口と出口の扉の位置が
「筋違い」に設置されている。一階は籠城用の塩を貯蔵する塩蔵になっており、
二階は家老・中老などの詰所として用いられた。現在の呼称はここからきている。