梅だより 其の二十九 ~梅の見ごろは過ぎにけり~
いつも高知公園ならびに高知城をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ほぼ二週間の長きにわたり、楽しませてくれた梅の見ごろは終わりました。
とはいえ、まだその美しさを最大限に表わそうとしている木々もあります!
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梅の花 咲きて散りなば 桜花 継ぎて咲くべく なりにてあらずや
万葉集 薬師張氏福子
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この歌を信じ、次の春の便りを待ちたいと思います!
梅ノ段
江戸時代には「鹿ノ段」とも書かれ、射場や馬場があり、「西南櫓」「西櫓」「乾櫓」の3つの櫓が建ち、厳重な警護がなされていた。
明治7(1874)年、高知城公園の開園を記念し梅林となってからは、「梅ノ段」と呼ばれるようになり今日に至っている。